メンバーはゼミの仲間。
石内丸山スキー場とセントレジャー舞子。
初日はセントレジャー舞子。雨もあって下の方ほど雪が重かったが、夜になるとパウダースノーが振ってくれたおかげでだいぶマシになった。でも視界が悪い。やっぱりゲレンデに来る一つの醍醐味に景色というのははずせない。山頂近くで遠くの山々を見ながら滑るのはなんとも言えない幸福感がある。しかしこの日は生憎の吹雪。ネックウォーマー+ゴーグル+帽子で肌の露出を限りなく0に近づけての滑走。ナイターなのでゲレンデの一部しか楽しめないのだが、それでもまぁ人も少ないおかげでリフトもすいていてまぁ文句は無い。タバコ休憩5分間以外の約3時間半滑り続けた。それにしてもこのゲレンデのおかしいのは、いっさいチケットの有無を確認しないでリフトに乗せてくれるという点。3時間半に一度も係りの人にリフト券を見せなかったけどアレでいいのだろうか。ちなみにこのゲレンデに来るのは2回目である。
一度目に来たのはたしか大学2年の冬だったのでもう3年も経つ。でも町並みもゲレンデの雰囲気も意外とすぐに思い出せた。ただ全面滑走できなかったが残念だったが、下の方だけでも斜度30度くらいのところもいくつかあった。一つ悩んだのは、リフトに乗ってる間の時間にするべきことというか、生産的な話しの種というものはいったいなんだろう。景色を見たり、寒いね。うん、寒いよね。あー。とかとても内容が薄っぺらい。どうにかしてあの時間なんとかならんもんか。
二日目は石内丸山。初めてのゲレンデ。ほぼ吹雪。山頂の方は視界100メートルくらいか。まぁ滑走には問題ないのだが、さすがにゴーグルを外して滑ることはできなかった。でも一部凹凸が激しいところがあって、ゴーグルをしていると細かい段差の判別がつかないため、かなりの集中力、筋力、持久力の消費が求められる。林間コースをショートカットしてわっしょーいとか言っていたが、あぶなく木に激突して死にかけた。それにしても初めてのゲレンデというものはとてもワクワクする。この先はどうなっているんだろう、という恐怖と言うかドキドキ感がたまらない。急に斜度がきつくなって5m先すら見えないこともある。あまりにスピードがつき過ぎてジャンプ台でも無いのに板が空中を舞う。あの瞬間の高揚感がなんともいえないよなぁ。このゲレンデのいいところは、最初から最後まで上級者の方でも楽しめるところ。よくあるゲレンデでは下のほうは、初心者のためになだらかな傾斜になっていて、上に行くほど傾斜がキツイ、いわゆる上級者向けのコースという感じで作られていることが多い。しかしここ石内丸山は最初から最後まで、キツめのコースと軽めのコースがバランスよく順に並んでいて、最後まで気持ちよく緊張感を持って滑り降りることが出来る。唯一残念だったのは、4時50分に一番下からリフトに乗って山頂まで行ってラスト5時ギリギリ最後ののぼりのリフトに乗って山頂からノンストップで降りてこようと思ったのだが、ラストのリフトに間に合わなかった。それとやっぱり毎度のことだが、一応これでもボクは小学生の頃から足の裏に板をつけていたことから、初めての人とかに教えながら滑る時間、つまり先生役を受け持つ時間が多々ある。
今回も例に漏れずゼミの後輩やら同輩やらに教えながらゆっくり滑っていたので、あぁなんだかなぁと思うのだが、皆さんとても才能溢れる方達で驚くほど飲み込みが早い。中盤にはある程度の斜度なら風を切って、とまではいかないが、転ばずに降りてこれるまでになった。一人の子は左には曲がれるのだが右には曲がれないといっていたが、すぐに左右に曲がれるようになって、こういう可愛い教えがいのある子だと先生もとても嬉しい。うむ。去年うるとらカフェの菊地さんといい最近ボクが出会う初心者の方は皆様素晴らしい才能の持ち主で、少し嫉妬してしまうほどです。小学校の頃、何度も死ぬかと思いながら滑っていた僕から見るとうらやましいであります。
3日目。この旅初の晴れ。ゴーグルをせずとも滑れます。夜は夜景もとても綺麗。空を見上げれば星がとても綺麗。あぁよはしあわせじゃ、なんて思ったりしました。しかし、この日最後にして最大のすっころび方をしました。木の横をすり抜けようとしたら、その先が段差になっていることに気づかず全速力で突っ込んで行きました。案の定3回点くらい転がってなんとか仰向けで停止。あぁやっちまったかな、と思いましたがなんとか軽傷ですみました。それとこの日は先生役の時間も無く、ほぼ全て自分のペースで滑れたため、時間は短かったけどかなりの疲労を感じることになりました。まぁ3日連続、っていうこともあったけども。
夜は温泉に入ったり、ゲームをしたり、酒を飲んだり、肉を食ったり、料理をしたり、トランプをしたり、マジックをしたり、寝たり起きたり、まぁ死ぬほど遊んだ気がします。とりあえずしばらくは全身筋肉痛から逃げられない感じですが、まぁ生きているだけいいでしょう。
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