松岡美術館に行った。やることねーからな。


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松岡美術館に行って来た。

Matsuoka Museum of Art 松岡美術館公式サイト

モネ・ルノワールと印象派・新印象派展】が僕の妹の誕生日の前日(9月26日)までやっているというもっぱらの噂で、自転車でひたすら明治通りを南化して、さっさっさっと曲がったところにある松岡美術館に行ってきたよ。

入り口でチケ買うとすぐにディエゴ・ジャコメッティの【猫の給仕頭】が出迎えてくれる。これ、超かわいい。今写真持ってくるから、みんな見て見て。えーっと、えーっと、これこれ。

























超かわいいよ、猫。超かわいいよ。こんな猫欲しいよ。
猫「ご主人様、晩ご飯の用意ができましぁ。どらやきです。」
俺「帰れ(土へ)」
猫「・・・。」
俺「・・・嘘やで!!」
とかやりたいよ。

というわけでテンションウナギ登りで展覧会スペースの2階へ。
部屋は2部屋に分かれています。
まず一つめの部屋。
モネ、シスレー、ルノワール、ピサロといった感じ。意外にも巨匠の名前がずらり。
作品はあまりメジャーではないし、年代も全盛期のでは無かったりするが、逆にそれが貴重な空間を作り出している。気に入ったのは
ピエール:オーギュスト:ルノワールの【リシュアン・ドーテの肖像】という絵。
赤い背景に少女が座っているのだが、やっぱりすごいのが肌の質感。もうね、ちょうぷにぷにのまるまる。ポヨンポヨンのスーべスベであることが伝わってくる。今このブログをご覧になっているあなたがどれだけ努力して、コスメったところでかないやしない、そんなサンクチュアリー。やはりルノワールのすごさは「肌」である、というか、ルノワールの描く人間の質感が好きである。彼は印象派の中でも肖像画を多く描いているので是非ご覧になって欲しい。こことかで。そういえば、この展覧会のチケットやポスターに使われてたのこの絵だったはずだ。

で、二つ目の部屋。
作者としては、アンリ・モレ、マクシム・モーフラ、ギュスターヴ・ロワゾー、ルイ・ヴァルタとなる。
正直に言ってこう字面で並べてみても、「え?だれそのひと」っていう人たちばかりだ。
アンリ・ルソー、マキシマム・ザ・ホルモン、ギュスターヴ・モロー、ルイ・サハとかだったら「おーっ!」ってなるのだが、「お~?」ってなるメンツばかりだ。
だが、しかし、ばっと、はうえばー。
意外にも心を打つのは、こっちの部屋だ。

印象的なのは、アンリ・モレの【ブルターニュの海岸】
陸と海の構図から配色から絵の具の力強さまで、とにかく圧倒的圧力であった。
穏やかな海岸にも、繊細だが力強い筆運び。とにかく個人的にはこの展覧会イチオシである。

あと、アンリ・マルタンっていう画家の作品が最後に4点あったんだが、どれもよかったなあ。絵が無いのが残念だけど。




あと、残念繋がりでもう一つ。この美術館、写真撮影OKなのね。帰って来てから気づいたよ。あと、美術館に行くと毎回マグネットを買う僕だけど、今回はなぜかマグネット売ってなかったよ。まぁ、とりあえず、作品数もそんなんい多く無いのでさくっと見れてオススメです!これから幾人は是非カメラを持っていってらっしゃい!

次回は『東京学芸大学大学美術館に行ってきたよ。自転車で。』になる予定です。

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