僕の友達(のバンド)を紹介します。




学部で出会って、またうるとらカフェのバイト仲間としてもうかれこれ6年の付き合いになる友人の藤井くんがドラムを努めるnumber0のニューアルバムchromaがリリースされた。

どこぞの国のIT企業が出してるブラウザーみたいな名前だが、決してそれにあやかって「ちょろま」なんて読み方をしたら、Macbookでビンタされますので気をつけてください。chromaと書いてクロマと読みます。

このバンドのライブを始めて見たのはいつだったかは覚えていませんがきっと2004年のいつか。
記録として残ってるのは、音楽ファイルのプロパティから05年1月にもらったとされる音源(なんとこの中には当時のin the Wombもあるのだ。)があるので、まぁここらへんから考えてみても少なくとも5年は見たり聞いたりしてきたバンドである。

ライブとなるともう何度行ったかはわからないし、曲も何度聴いたかはわからない。
毎週更新されるLabs。オフィシャルHP上での藤井君のポエム。3人御そろいのパステルカラーのTシャツなんて今ではもう「懐かしい」と言ってしまっていいだろう。

(※ちなみに調べて見たところ、僕のitunesに入ってるnumber0の曲の中で最も再生されていたのは、RoundRoundでもwellhomeでもなかった。Labs.2.3であった。以前一度根こそぎ初期化したことがあったけど、それにしてもnumber0再生回数1位がLabs.2.3て。とても愉快だ。)

そんな思い出溢れるnumber0の待望の1stアルバムとなっては感慨深いものがある。
つまるところ、大学生活の音楽はnumber0であったと言っていいくらいである。
僕が今エレクトロニカの音楽に興味を持つようになったのも、強いてはそこまで音楽に興味の無かった僕の音楽ファイルが70Gにもなったのも、全てはこのバンドのせいと言っても過言ではない。
感謝の気持ちを送る代わりに、ハードディスク代を請求したいくらいである。

今そのchromaを聞きながらこの文章を書いている。深夜に聞くには残酷なくらい心に響くものである。このアルバムが出たのがこの季節でよかった。

曲がin the Wombに変わる。
最後の曲である。
そういえば、以前藤井君はライブの最後の曲の前にいつもこう言っていた。なのでその言葉でこの投稿を閉めることにする。

それではおやすみなさい。





















追記

下記の文章が、2005年10月29日にmixiでnumber0のライブについて書いたソレである。何もいじらず、原文のまま載せることは少々恥ずかしくもあるが、ここに後悔、いや、公開することにする。
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昨日はnumber0のライブに行った。

昨日はすごいヒトの量だった。
number0目当てで来た客。50人くらいいたんじゃないかな。
行った事があるヒトはわかると思うけど、渋谷KABUTOってそんなでかい箱じゃないのでもうエレベータから中に入ったら瞬間からパンパンで、入り口でドリンクチケットを受け取るまでに一苦労、ドリンクを受け取るので二苦労。もうめっちゃ並んでんのな。その列の僕の前にa person from another countryがいて、ちょっと話しかけてみた。number0の2EP、Round Roundを聞いて「こいつらチョーcooooooooooool」って思ったらしい。「今日Round Round やるかなぁ?」「僕もそれ好きよ、好きよ。聴ければいいね」「僕、今回が初めてなの。ライブ。」「まじで?僕はもう何回来てるかわからないですぅ」「あhっはっは、それじゃあもうグループのメンバーみたいだね」とか話した。

とかなんとか話していると一つ前のバンドが終わり、ついにnumber0の番。でも目の前にはすごいヒトの量。その人の波に浚われそうで一ミリも動けなかったのは華原朋美ですが、僕はなんとか最前列の右端を確保することに成功。あーなんだこのヒトの量。すげーな。

隣になっちゃんがいたので聞いてみた。

「今日、人が多いね」
「シガーさんが30人くらい呼んだらしいよ」

それでか。まぁなんだかね。こんなにたくさんの人がいると、すごい嬉しい気分になりますね。僕が言うのもあれですが。最近のnumber0のライブは後方からプロジェクターで映像をステージにあてるため、センターにいるお客さんは座りなんです。
オシリ地面にぺターンって。なのでさらにギュウギュウ詰めな感じがでるんですよね。それでみんなが体育座りをしてステージに集中する。すごい。この一体感はなんだろう。

ステージ上ではいつもの準備が慌しく行われている。ここで気づいた。「あれ?衣装が違う」いつもならカラフルな同じ柄のTシャツを着ているはずなのに、みんな黒づくめ。藤井君はまだ怪しいトレンチを身にまとっているからよくわからないけど、きっとあの中も黒尽くめなんだろう。

それで、

ライブ開始。

今回のライブはたしか、

・moona
・ショコラタイトル
・in The Womb
そして新曲
・.Dr.Insomnia


だった気がする。まぁ違ったら彼が訂正してくれるはず。

最近のライブの変化として
・プロジェクターを使うためお客さんがみんな座って聴く。
・MCがない
・ボイスチェンジャーを通した声またはデジタルな音で「コンバンハナンバーゼロデス」とか、「ソレデハオヤスミナサイ」とか言う。
みたいなところがある。個人的には
・さらにエレクトロニックの色が強くなったきがする。
・さらにシガーさんの歌詞は聞き取れない。笑

それで今回のライブの個人的なイメージはモノトーンの世界。
白と黒。騒と静。そんな感じ。こういうと語弊を生むかもしれないが、今までのライブは音だけに囲まれる世界。時折、目を瞑ってしまいたくなるような。
でも今は映像と音。ステージに当たるプロジェクターの光がライブを音だけを聴く世界から一つのエンターテイメントを楽しむ世界へと連れて行ってくれるような感覚。

さらにアレンジの具合が日に日に増しているような気がする。それもどんどん音の厚みが増しているように感じる。もうCDで聴くものとライブで聴くものでは全く異質なもののように感じる。同じ曲でもライブによって変わる。それが今回はどんな風に変わるんだろうという期待感を持たせてくれる。

僕は一番右の前に座っていた。位置的にはシガーさんの近く。横にでかいスピーカーがあった。その前に灰皿を置いていたのだが、スピーカーから来る音の波によって床に灰皿が落とされた。スピーカーを触ってみた。すんげー揺れてる。これは落ちるわ。というかスピーカー壊れないかな。って心配になるぐらい揺れてる。

僕は灰皿から落ちたタバコの吸殻を集めようと思ったが、今はステージに集中しようと思ってやめた。ステージへの集中が僕をそうさせることから妨げたのかもしれない。

最後の曲。新曲だった。COFFEEというタイトルらしい。
それを知って僕にまっさきに出てきたのは映画「coffee  & cigarette」のモノクロの世界だった。

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*追加(訂正)

新曲のタイトル。ちょっと違うみたいです。F井の彼女がcoffeeって言ってたんだけど。F井本人が違うと言っていたので。ただ歌詞にcoffeeっていう単語が出てくるのだけようです。


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