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苫米地英人って人が、「博士の異常な鼎談」出てた。
この番組、いつもゲストが面白い。基本的に一件怪しそうな人がたくさん出ている。ここを見て頂ければ過去の放送のゲストがわかるので気になる人は是非。僕自身半分くらいしか見ていないけどどれも面白かった。

まぁとりあえず、話は、結構技術的な話が多かったのだけど、ある程度P2Pだとかmpegに関する知識があればとても面白く見れたと思う。途中から差分アルゴリズムがなんだ、A/Dコンバータのノイズがなんだ、みたいなところはほとんどわからなかったけど、mpegの数学的致命的欠陥についての言及はおもしろかった。ノイズ成分があるから、1つ前のフレームとの情報が実際はほぼ同じでも全て新しい信号で送り続けているのがmpegらしい。でもそこを変化した情報だけを送るのであればデータは少なくて済むというわけだ

ちなみ今回の苫米地key hole TV(以降、鍵穴)を作った人らしい。key hole TVはちょくちょく深夜ラジオとかサッカー中継のために利用させてもらっているので、僕は一応彼の恩恵を受けているようだ。でも実際周囲で鍵穴使ってる人なんてあまり聞いたこと無いので、普及率はほとんど0に等しいと思うんだけど、言ってることがでかすぎて、すごい見入っちゃった。とりあえずトークは最初から「俺はgoogleを買収する」というのが話の核にあって、その方法論を延々といつもの二人と苫米地さんが語り合っていく(どちらかというと、宮崎さんと苫米地さんの議論を博士が来ているスタンス)のだけど、その話を簡単にまとめると。
彼はP2Pの素晴らしさについて語っている。
googleはMSが物理世界でCD-Rを焼いたりしている傍ら、情報世界に落としこんで物理世界での限界を0にした。クラウドコンピューティングの走りみたいなもんなのかな。でも、サーバーやら電源やら物理世界にどうしても確保しなければいけないけど、さらにP2Pだと全てのパソコンにその負荷を細分化させてブロードバンド接続している全てのPCを巨大なサーバーとしてみることが出来る。さらに有事の際も、仮に東京タワーが破壊されたとしてもP2Pなら常時接続可能な通信手段として使える。

さらに地デジは3秒の遅延があるけ鍵穴だとそれは0.5秒であると。
たしかに、鍵穴と地デジで同時に同じ番組を見ると地デジが数秒送れて放送される。まぁそんなに気にならないけど、その差は歴然だ。

あ、ちなみに鍵穴は生放送版youtubeだと思えばわかりやすい。自分の家から全世界に動画を流せるわけだ。だから、今テレビで流れているものを流すこともできる。言ってしまえば、日本全国のテレビ・ラジオの生放送を配信できる、というか、している。しかもその放送内容は違法です。

違法であることを、鍵穴の創始者が言っています。「うちは違法です」と。
ここが一番面白かった。
よくテレビ局で、ネットでテレビ局の動画を配信するサービスを提供している人間が「うちの放送内容は違法です」と言ったものだ。さらにはどうぞ「訴えてください。僕は訴えられるのを待っています」とまで言ってのけた。見ているほうはこれだけで面白い。ですが民放連の規定でデジタルの再放送は禁止しているけどアナログは禁止しないみたいなもんがあるらしいけど。

苫米地さんは国やテレビ局から訴えられることを待っているらしい。
そうすると国全体を巻き込んだ裁判となるから、そうすればP2Pテレビの存在が問題視されるのは必至だ。

P2Pというと、winnyとかskypeとか有名だけど、よくP2Pと一緒に話に出てくるのがセキュリティの問題。でもセキュリティに対しては万全らしい。彼曰く、軍事レベルまでセキュリティを上げることも可能だとか。

で、番組最後はこんなトークで閉められた。

博士「何年で苫米地さんはgoogleを買収するんですか?」

苫米地「2、3年で」




昨日達は、keyholeTV を応援しています。

でも人が増えるとどうなんだろう。justinみたいに繋がらなくなって課金みたいなのはいやだなぁ。。。。

ちなみに今夜はこれから8ちゃんで「マツコの部屋」があります。

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